被災地視察 PART2 - 2016年2月20日 午後

REPORT By My Privilege - タツヤ (Dr)



大川小学校

在学中の児童含む約80名ほどが犠牲となってしまった現場です。
美味しい昼食をとって少し浮かれていた気分が一気になくなりました。

閑散とした(なってしまった)場所にポツンと佇む小学校の廃墟。
一階部分が露出し、渡り廊下は無残に倒れていました。

児童の卒業製作として壁に絵がかかれているのですが、
校舎のイラストの隣に書かれた文字が『未来を拓く』
ただただ無念で、心が痛みました。


女川駅付近

次に向かったのが女川町。道すがら女川町付近を見下ろせました。
正直な感想を言うと、更地だ…と思いました。こちらもいたるところで工事が行われていて、
カーナビに記されていない道が沢山できてました。

けど、女川駅周辺はとてもお洒落で綺麗。カフェやショップが立ち並び、散策していてとても楽しかったです。
駅には銭湯が併設されていて、料金がなんと¥250(この時期だけ) もっととっていいよ、絶対!!
女川町、完全に復興を遂げたらすごい面白い場所になるんだろうな。


南三陸町防災対策庁舎跡

1日目の最後に立ち寄ったのが、この場所。 
NON-FICTIONのフライヤーにシルエットを使用させていただいています。
最後まで避難を呼び掛けた約20人の職員の方が犠牲となってしまった場所です。
近くに行くことは出来なかったので、遠目で眺めていました。
津波が来るとわかっていながら、最後まで避難を呼び掛け続けた皆さんは、どんな気分だったのでしょうか。
鉄骨が露出しながらも堂々と建っている姿に、職員さんの勇気みたいなものを重ねて感傷に浸ってました。


夕食後、ホテルで一泊

石巻のイベンターであるアベさんと合流し、居酒屋で夕食をとりました。
お通しから何から全部美味い。「美味い」「結構美味い」の2種類の味覚しか持ち合わせていない僕ですが、
「めっちゃ美味い」という味覚が新たに備わりました。

現地の人ならではのお話が聞けて、最初こそ真面目に飲んでましたが、最終的にみんなバンドマンになってました。
疲れていたからか、お酒が回る回る。一次会切り上げで、早々にホテルへ戻り就寝。アベさん、お世話になりました!!

余談ですが、飲みに行く前に、いろはすミカン買いました。